投票所について

 投票所は、はじめての人でなくても投票する順序などとまどいがち。下の図は一般的な投票所の見取り図です。投票所ではおおむね次のように投票をします。

 受付係に投票所入場券を見せます。
 名簿対象係が、選挙人名簿の抄本に名前が載っているかどうかを調べて、選挙人が本人かどうか確認するため名前を呼びます。
 本人であることが確認できたら、まず選挙区の投票用紙交付係が、投票用紙を渡します。
 投票用紙記載台で、心に決めた候補者名を投票用紙に書きましょう。候補者名は、記載台の前に掲示してあるので、確認できます。
 このとき、必ず記載台の上に置いてあるえんぴつで書きましょう。えんぴつがないときや芯が折れていたら庶務係に申し出てください。新しいものと取り替えてくれます。書き間違えたり、誤って破ってしまってもあせらず、庶務係に申し出て新しい投票用紙と取り替えてもらいましょう。
 投票用紙に候補者名は一つだけ書きましょう。二つ以上書くとせっかく投票しても無効になってしまいます。
 投票用紙を投票箱の中に入れます。
 次は比例代表の投票用紙交付係が、投票用紙を渡します。
 投票用紙記載台で、政党名を投票用紙に書きましょう。
 投票用紙を投票箱の中に入れて、投票は終わりです。
無効になってしまう投票

・参議院比例代表と参議院選挙区は、逆に書かないよう注意しましょう。
・わざとやぶった投票用紙。
・候補者名以外のものが書いてあるもの。
・誰を書いたのか判断しにくいもの。(候補者名、政党名などは、はっきり書きましょう)。 



 あなたは、投票率の低下についてどう思いますか。制度が変わって投票率が上がると思いますか。みなさんの声を集めました。

選挙管理委員長 福田心一さん (山之上町) 

 投票率が年々低下していることを、大変心配しています。
 今回の制度の改正によって不在者投票の手続きが簡単になったことは、とてもいいことだと思います。また投票時間の延長によって若い人たちの投票率が上がることを、期待しています。
 選挙は民主主義の基本です。みなさん、そのことを認識していただき、もっと選挙に関心を持っていただきたいと思います。

田口佐知子さん (川合町)

 権利がある以上は、市民としての務めだと思いますので、選挙にはなるべく行くようにしています。
 私自身、選挙にあまり関心がないので、市民の一人ひとりが関心を持てるような選挙にしてほしいです。
 誰が当選しても同じ、という声も聞きますが、当選した人には、福祉や老人介護・援助に力を入れてほしいです。

谷津礼子さん (牧野) 

 私のまわりの友達に聞いてみても、みんな選挙には、あまり行ったことがないみたいです。
 私が投票所へ行ったときは、何となく入りづらい雰囲気に感じました。みんながいすに座って、投票するところを見ているので、監視されているような気分でした。それから、投票の順番は、何度も行っている人には分かるかも知れませんが、初めて選挙をする人には分かりにくいので、もっと分かりやすくしてほしいです。ラジオをかけているようでしたが、クラッシックや軽音楽のほうがいいのでは。
 今の若い人は、政治に関心がなく、誰に投票しても同じと思っているような気がします。

岩井保さん (下米田町)

 投票には、毎回行っています。大切な権利ですからね。
 若い人の投票率が下がっていると聞きますが、若い人の気持ちは分からないけど、政治に無関心なようで残念です。
 今度の制度の改正で、仕事がある人などは仕事の後に投票に行けるようになるので投票率は少しは上がるのでは。


 年々、低下している投票率、「私一人が投票したって何も変わらない」という人もいますが、本当に何も変わらないと思いますか。
 「投票しないことも権利だ」と思っている人、どうせなら投票して意思表示しましょう。
 あなたの一票は、あなたが政治に参加するための大切な一票です。この権利を行使することこそが、私たちの義務ではないでしょうか。


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