歯の磨き方いろいろ

バス法(歯石予防向き)
 ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境に当て、細かく振動させる。(歯ぐきはよく磨けるが、歯は他の磨き方と組み合わせて磨く。歯周病予防に有効。歯ブラシは柔らかいものを)

スクラッビング法(一般向き)
 ブラシの毛先を歯と歯の間に入れ小刻みに左右に動かす。(強過ぎる横磨きになると、歯をすり減らしたり、歯ぐきを退縮させることもある。歯の間の掃除効果が高い。歯ブラシは毛先が短めのものを)

フォーンズ法(子ども向き)
 歯をかみ合わせ、外側を円を描くように磨く。内側と奥歯は前に掻き出すように磨く。(簡単な磨き方なので子どもに向く。強く磨きすぎると歯ぐきに損傷を与えやすい)

ローリング法(歯周病予防、歯ぐきの弱い人向き)
 ブラシの側面を歯ぐきに当て、なであげるように磨く。前歯の裏側は前に掻き出すように磨く。奥歯のかみ合わせは、かみ合わせの面にブラシを当てて前に掻き出すように磨く。(歯並びが悪いところは別の磨き方が必要。歯ぐきのマッサージ効果が高い。歯ブラシは、毛先が長めのものを)

歯並びは各人各様。自分に合った磨き方を組み合わせて、正しくブラッシングしましょう。

 平成10年度歯の優良児審査会にて、美濃加茂市で1位に選ばれたお二人に普段の歯の手入れなどについてインタビューしました。歯の優良児は、虫歯がないことの他に歯並びも審査の対象となります。

小野木 瞳さん(山手小学校6年生)

 小さいころから、虫歯になって治療したことは1回だけです。虫歯になった歯は乳歯だったので、すぐに永久歯に生え変わりました。そのときに、とても痛い思いをしたので、もう虫歯になるのは嫌だから、永久歯が生えてからは一生懸命歯みがきをしています。小さい頃はお兄ちゃんの真似をして歯を磨いたり、冷蔵庫からニンジンを出してかじったりしていたそうです。
 歯を磨くのは、朝と夜。そして、給食の後お昼休みに磨くために、家から歯ブラシを持っていきます。
 その他には何も特別なことはしていません。美濃加茂市で歯の優良児の1位に選ばれたときはびっくりしました。これからも歯を大切にしたいと思います。


櫻井 幹裕さん(加茂野小学校6年生)

 僕は、特別に歯の手入れをしたことはなかった。今度、歯の優良児に選ばれたので、それから一生懸命歯を磨くようになったくらいです。
 虫歯は小さいときには何本かあったけど、C1とかC2の小さな虫歯でそんなに痛い思いをしたことがない。だけど、乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきてしまったので、歯並びが悪くならないように、歯医者さんで前歯を上4本、下4本抜いた時は痛かったです。お陰で歯並びが良くなったのかも知れません。
 僕が赤ちゃんのときには、お母さんが朝、昼、夜と毎日3回歯を磨いてくれたそうです。今も朝と夜、そして学校の昼休みにクラスのみんなと歯みがきをしています。


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