ゴミの減量は?


 分別収集が始まってから、家庭系の可燃ゴミを月ごとで比較すると、増加している場合もありますが、次ページのグラフ1のとおりです。平成10年度と11年度とを比較すると、確実に減量が進んでいることがわかります。10年度の処理量を100としますと11年度は97となり3ポイント分の減量が進んだことになります。具体的な数字になおすと、市民一人あたり一年間に約4nのゴミを減らしたことになります。
 一方、不燃ゴミになりますと左のグラフ2のとおり、ゴミの減量はますます明らかで、市民のリサイクルへの意識の高まりが大幅な減量に結びついたといえます。
 ただし、不燃ゴミが大幅な減量に結びついたのに対し、可燃ゴミについては、わずかな減量にとどまっています。したがって、家庭系のゴミについては、市民一人ひとりがなお一層の減量に努めなければなりません。
 参考までに家庭系以外のゴミ、いわゆる事業系のゴミについては、下の表のとおりで、昨年度と比較して増加傾向にあります。事業所においてはゴミの減量に対して、なお一層の努力が必要です。


家庭系ゴミと事業系ゴミの排出量比較(単位:千トン)
 

家庭系可燃

比較増減

家庭系不燃

比較増減

事業系可燃ゴミ

比較増減

H10

7060

▲170

1835

▲906

3661

417

H11

6890

929

4078



注)家庭系不燃ゴミとは、可燃ゴミ以外のゴミで可燃粗大ゴミ、蛍光管の排出量を抜いたものである。




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