ごみの出し方が変わります。

4月1日から6区分12分別がスタート

 私たちは豊かな生活を求め、大量生産・大量消費を繰り返してきました。その結果、ごみは増え続けています。ものはいらなくなって捨てられたときからごみになります。今、ごみを減らすために、私たち一人ひとりが考えなくてはならないときがきています。


 なぜごみを捨てるのにルールが必要なのでしょう。「そんなの当たり前、私はちゃんとルールを守っているわ」という人もいるでしょう。でも、町を歩けば、道端や空き地・民家の軒下などにごみが捨てられ散乱しています。自分の土地にごみを捨てられたら、だれでも嫌な気分になるのではないでしょうか。
 日本で最初にごみに関する法律ができたのは、明治12年のことです。チフスやコレラなどが流行したため、衛生面を考えてごみについて行政が取り締まるようになりました。その後もごみに関するさまざまな法律ができました。しかし、経済が発展するにしたがい生産・消費は大量となりごみも増え続け、今日では、最終処分となる「埋め立て」の場所がなくなるという問題がテレビなどで報道されています。またポリ塩化ビニールなど塩素を含むプラスチックを燃やすことで発生するダイオキシンは、私たちの生活環境をおびやかしています。
 今の私たちに必要な課題は、まずごみを出さないようにすることです。
 ごみをまったく出さないようにすることは、まず不可能です。しかし、一人ひとりの少しの手間から、かなりの量のごみを減らすことができます。
   国では、平成7年『容器包装リサイクル法』が成立され、その一部が9年から施行されています。この法律は、消費者・市町村・事業者が役割分担し、リサイクル(再使用)をすることでごみの減量を図るものです。
 可茂衛生施設利用組合では、新しいごみ処理施設『ささゆりクリーンパーク』を建設中、4月から稼働します。これを機会に美濃加茂市では、今年の4月から一般家庭から出るごみの分別収集を始めます。


特集/ごみの出し方が変わります。

ごみの出し方が変わります。
ごみ処理手数料も変わります。
ごみのゆくえ
各地で説明会が行われました。
ささゆりクリーンパーク4月1日から稼働

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