「情報」を辞典でみてみると「ことがらの内容・事情の報告。事件などのようすの知らせ。判断を下したり、行動を起こしたりするために必要な、種々の媒体による知識」とあります。情報は、テレビ・ラジオ・新聞・商品表示などなど…私たちの周りにあふれています。わたしたちはそれらの情報を一つの判断基準としてとり入れながら暮らしています。
 薬害エイズや不正支出などの「情報隠し」、野菜のダイオキシン汚染調査や核燃料加工会社の臨界事故での「発表の遅れ」が問題になりました。的確な情報が発せられないと、風評などによって間違った情報が一人歩きしてしまい、余計に不安感や不信感を持つことにもなります。発信者に不利な情報でも、正確に発表していくことが今問われています。
 情報公開は、広い意味では自治体などがもっている情報を外部に提供する全ての行為。条例では、市が持つ情報を広くみなさんに公開することによって、より一層市政に関心を持ってもらうとともに、市民参加と開かれた行政の実現をめざします。
 

 民主的で開かれた社会を実現するためには、行政の持つ情報が広く住民に公開される必要があります。情報が公開されることにより、住民が市政に対する関心を持ち、市民参加を進めることができます。
 市では、市が持っている情報を市民のみなさんに公開するための「情報公開条例」と市民のみなさんの個人情報を適正に取り扱うための「個人情報保護条例」を作りました。市政に対するみなさんの信頼を深め、より一層公正で開かれた市政の実現を図って行きます。


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