介護サービス 利用の流れ
来年4月から始まる介護保険のサービスが受けられるように、10月から「要介護認定」の申請の受付を始めます。
介護が
必要になったら
 介護保険のサービスを利用するには、サービスを受けられる状態かどうかの認定を受けることが必要です。
40歳以上の人全員が対象です。


介護サービス利用者

申  請  申請は、本人または、家族・代行者(指定居宅介護支援事業者・介護保険施設)が申請します。
65歳未満の人は、老化に伴う疾病しか申請できません。


福 祉 課
介護保険係

訪問調査  介護を必要とする人の心身の状況を調べるために、市の職員や市から委託された介護支援専門員などが家庭を訪問。日常生活動作、記憶や理解など85項目について調査します。

かかりつけ医師の意見書

最近6カ月間の病気やけがの程度、心身の状態などについて医学的にみた意見書をもらいます。

要介護認定 介護認定審査会で、支援または介護が必要かどうか。介護がどれくらい必要かなどを審査・判定し、市が認定します。

介護認定審査会

一次判定
 調査項目を全国共通の基準で、コンピュータを使って要介護度を判定します。
二次判定
 介護認定審査会(医療・保健・福祉の専門家で構成)で、一次判定結果と医師の意見書などを参考に審査し、必要に応じて一次判定結果の変更をするなどして要介護度(下表参照)を判定します。

計画作成 認定された場合には、サービスを利用するための介護サービス計画を作ります。
 申請者の希望をよく聞いて介護支援専門員が、サービスの利用計画をつくります。(作成費用はかかりません) 

介護サービス計画の立案

サービスの
利用
 在宅と施設の両面にわたって、必要な介護と医療のサービスを受けることができます。

在宅サービス

サービスを利用すると、かかった費用の1割を利用者が負担します

施設サービス



訪問調査項目(85項目)

機能障害の項目
 視力。聴力。麻痺の有無。関節の動
 く範囲の制限の有無など。
基本的な身体動作項目
 寝返り。起き上がり。移乗。歩行。
 両足・片足での立位保持など。
日常生活動作項目
 洗身。食事摂取。衣服着脱。浴槽の
 出入り。尿意・便意の意識など。
手段的日常生活動作項目
 居宅の掃除。薬の内服。金銭感覚など。
認知・行動項目
 意思の伝達。介護側の指示への反応。
 理解(日課の理解、自分の名前や住
 所などの返答)。行動(大声を出す、
 物忘れがひどい、目的もなく歩き回
 る、同じことを繰り返す)など。
特別な医療項目
 処置内容(点滴の管理、透析、人工
 肛門の処置など)。特別な対応(血
 圧・心拍などのモニター測定、じょ
 くそうの処置)。失禁への対応(カ
 テーテル)


要介護度のランクと身体の状態




自立

 介護保険のサービスは受けられませんが、必要に応じて自立支援のためのサービスの提供をします。


特集/どう変わる介護サービス


どう変わる介護サービス
介護保険制度はこうなります
介護サービス利用の流れ
自分にあったサービスを利用
介護保険で受けられるサービス
こうして決まる。ー介護保険料ー

バックナンバー
Topに戻る