子育てメモ
心配しないで、お母さん

Q 夜泣きがある(7カ月児)

A 赤ちゃんはデリケート、少しの暑さ・空腹・疲れなどで眠れない子供もいます。ほぼ同じ時刻なら夢をみていることも…。
 ストレスがたまりやすい子供がいるので、散歩や遊びで体を動かし、生活リズムをつけることが大切。
 夜泣きは赤ちゃんの心と関係があり、ぐっすり眠るには心と体の発達が必要です。発達を信じて、お母さんがゆったりと構えることが一番大切かもしれません。お父さんも協力してくださいね。

Q 離乳食を始めてから便秘がち。2〜3日出ないこともあります。(6カ月児)

A 離乳食を始めてから便秘になる子供が多いですね。新しい食品を食べ始めてしばらくは、腸内の細菌バランスが変化して便秘になりがち。
 離乳食が進み、母乳やミルクの量が減ってきたら、これらに含まれる水分・脂肪・乳糖が不足してきたのではないでしょうか。水分を増やしたり、便秘によい食品(かんきつ系果実・バナナ・ヨーグルトなど)やバタ−を離乳食に使ってみてはどうですか。子供の体を積極的に動かしてあげたり、お腹のマッサージをしてあげるのもいいですね。

Q 野菜が嫌い。大きくなったら食べられますか?(2歳6カ月児)

A 味覚は成長と共に発達・変化します。小さいころは苦手でも、大人になると食べられる食品は多いですね。幼児が食べられる味の範囲は狭いので、ニンジンが苦手でもカボチャが食べられれば大丈夫、くらいに考えてみては。
 今は、味覚の発達を信じ、食べられる食品で栄養バランスを保ちましょう。好きな料理に苦手な野菜を入れるなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。
 「嫌いだから食べなくていい」と食べさせないままだと、大人になっても食べられないことがあります。苦手な食品も、間隔をあけてときどき食べさせてあげてください。

Q 指吸いがやめられない(2歳児)

A 楽しく遊び、表情も明るい、けど指吸いしないと眠れない…。ひまなときに指を吸うのなら、指が「精神安定剤」「身近なおもちゃ」と考えてもいいでしょう。
 ただし、歯並びへの影響が少し心配です。「やめようね」と言ってもやめないのなら、手をつないで寝たり、吸っているときに手を使う遊びをしたり、さりげなくほかに興味を移してあげてください。
 就園や旅行などをきっかけにやめる子供も多いようです。「指吸いをやめさせる」と考えるよりも「遊びや経験を通して心を豊かにしてあげる」と考えてみてください。

今度のすくすく教室は
◇と き 9月25日(木)午後1時30分〜
◇ところ 保健センター
   ◇定 員 15人(先着順)
◇対 象 9カ月児、10カ月児を育児中のお母さん 
◇申込み 9月8日(月)から保健センターで受け付け

母子保健推進員からお母さんへ
 母子保健推進員は、子育てしているお母さんの心強い味方。22人の推進員が市内各地区に分かれて、健診や予防接種をお知らせし、子育ての相談にのっています。子育ての不安や悩み…どうぞお近くの推進員までお気軽にご相談ください。あなたの地区の推進員については、保健センターまでお問い合わせください。

相談してください 子育ての不安や悩みを 渡辺いち子さん(森山町)
 古井地区では、アパートに暮らしながら子供を育てている核家族も多いです。周りに知り合いが少ない、そんなお母さんの子育ての不安を少なくしてあげたいと思っています。
 電話で相談を受けることも多いですが、最初の赤ちゃんのときなどは訪問してお母さんを励ますこともあります。相談内容は、やはり発育や病気のことがほとんどですね。
 お母さん、一人で子育ての悩みを抱え込まないでください。同じ年ごろの子供を育てるお母さんと話をして、心身ともにすこやかな育児をしてください。

地域であたたかく 子育てを見守ります 大矢好子さん(伊深町)
 伊深地区で生まれる子供は、年間20人ほど。この地区は、祖父母と同居の家庭が多く、祖父母も子育ての良きアドバイザー。近所の人が子育て中のお母さんから相談を受ける姿もみられ、地域で子供たちを育てていこうという雰囲気が感じられます。
 お母さんからはいろいろな相談を受けますが、専門知識が必要な病気についての相談などは、保健センターを紹介しています。
 保健センターや病院、祖父母、友達などから子育ての情報がお母さんのところに多く集まります。その必要な情報を、上手に利用して子育てしてください。


「特集--いきいき子育ての応援歌」目次

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