平成10年度予算

 3月の市議会定例会で平成10年度予算が決まりました。
 「快適で活力ある個性豊かな都市」を目指す第三次総合計画(三次総)も目標の平成12年まであとわずか。まちづくりの仕上げに向け、さまざまな事業が予定されています。

三次総の仕上げに向けて

 三次総が進むなか、平成記念緑のふれ愛広場が計画されています。また、最近では中部新国際空港・愛知万博・首都機能移転など大きな動きもあります。こうした動きを心にとどめながら、「美しい自然と温かい人情にはぐくまれた地方都市」「新しい世紀…心の時代にふさわしい交流のまち」を目指し、着実なまちづくりに努めます。


重点施策
 全市下水道化事業の継続、駅北広場、文化の森、土地区画整理、幹線道路網などまちづくりの基礎になる都市基盤を整えます。
 今年度は、加茂野保育所の移転改築、化石林公園の整備、駅北駐輪場の整備、介護保険制度に向けたモデル事業などを重点的に進めます。
 また、小中学校や保育所の空調設備、老人福祉対策の充実、中小企業対策、市民生活の安全対策などきめ細かな施策を進めます。地球環境に配慮したごみのリサイクルと減量化、低公害車の導入を図ります。
 最小の経費で最大の効果を上げるため一層の創意工夫をこらし、信頼される行政の確立に職員一丸となって取り組み、行政改革を進めます。

一般会計は183億8,800 万円

歳入
 自主財源では、個人住民税の特別減税に伴い、市税は前年より7千万円の減を見込んでいます。繰入金は、財源不足を補う財政調整基金などから10億7千万円を取り崩しました。財産収入は、委託事業の療護センターの用地売却費などで7億9百万円が増となっています。
 依存財源では、下水道事業による交付税措置の増加などで、地方交付税は前年より2億5千万円の増を見込んでいます。市債は、美濃太田駅周辺整備、中央体育館改修などの大型事業の完了で10億2千6百万円の減となりました。


歳出
 義務的経費では、駅周辺整備や中央体育館改修などの大型事業完了に伴う公債費(借入金の返済)が1億7千8百万円の増となっています。
 その他の経費では、物件費が参議院選挙や市議会議員選挙などの選挙費用、大型事業の完成による維持管理費などに1億2千8百万円の増。補助費等は、可茂衛生施設利用組合のクリーンパーク建設などごみ処理に1億円の増となっています。また、繰出金は、下水道関連の特別会計に2億3千8百万円を見込んでいます。
 投資的経費では、普通建設事業費が7億1千9百万円の減。これは、駅周辺整備や中央体育館改修など大型事業の完了によるものです。



平成10年度予算

平成10年度予算
魅力に満ちた新しい都市
活力ある産業都市
安全で快適な生活都市
心がかよう福祉都市
個性豊かな教育文化都市
総合的な行政運営
一般会計予算市民一人当たりの使い道
他のバックナンバー
Topに戻る