時代を拓く教育文化のまちづくり
 いよいよ、この秋には「文化の森」がオープン。博物館と美術館を兼ね備えた「市民ミュージアム」と「教育センター」の複合施設という、他に例のない施設。生涯学習の拠点として学校教育と社会教育の融合を図る「森の学校」として、自然体験学習を進めるとともに、今までの枠組みにとらわれず、生きる力をつける教育のあり方も探求します。オープニングセレモニーのほか、「歴史と自然と芸術」をテーマとした企画展や野外演劇などの記念イベントを行います。

 文化の森「市民ミュージアム」では、収集しました貴重な資料や美術品を市民に紹介するほか、常設展示、企画展示などを計画し文化の拠点とします。また、津田左右吉博士の生家保存事業や文化会館のリフレッシュのため大改修をします。

(以下単位:万円)

●文化の森運営費(オープニング記念事業・市民ミュージアム自主事業・維持管理費など) 10,125
●清流と彫刻の街「芸術と自然」展 950
●津田博士生家保存(下米田町西脇) 5,000
●坪内逍遙・津田左右吉博士顕彰事業 1,072
●文化会館大規模改修(音響・照明・ホール椅子取り替え) 16,500

生涯学習

 生涯学習のまちづくりを基本理念とし、市民が自主的に学習するための体制づくりを目指します。学級・講座を開設するとともに、市民の生涯学習活動の支援をしていきます。また、青少年の健全育成については、青少年育成市民会議活動の強化を図るとともに、平成14年からの学校完全週休二日制への対応も積極的に取り組みます。「プラザちゅうたい」では8月8日から10日にかけて全国高等学校総合体育大会「空手道競技」を開催。この大会の成功に万全を期すとともに、市民の健康維持のためのスポーツの振興を積極的に進めます。
●市民大学講座・公民館講座 498
●全国高等学校総合体育大会開催補助 1,880

学校教育

 児童虐待、育児放棄など、子どもをめぐる問題が深刻化しています。また、学校においても、いじめ、登校拒否、校内暴力など、深刻な問題が増加しており、これらの課題解決のため、学校教育のみならず、家庭や地域社会を含め、真正面から取り組んでいきます。本年度の学校教育方針は、人格・人権尊重の気風がみなぎる心の教育を重視。磨き合う授業を進めるとともに、地域ぐるみの教育の充実を図り、より豊かな体験を通した学習と将来に生きる力を育成します。地域に開かれた学校づくりは、ほほえみ参観日など、多くの皆さんに学校を理解していただいた成果を生かし、今後も組織的に進めていきます。さらに、総合的な学習の推進、小学校での国際理解教育の推進のほか、教育相談員による教育相談体制の充実、教職員の資質向上にも引き続き努力します。学校施設・設備の整備、学校給食についても、安全な教育環境の維持に努めます。
●学校評議員会費(小・中学校) 50
●英語指導助手事業(小・中学校のうち小学校は新規) 892
●学校施設営繕工事 7,668
●学校給食保温食缶購入 926


特集/今年のお金の使いみち


今年のお金の使いみち 平成12年度予算
一般会計は171億5,900万円
住んで誇れる環境都市のまちづくり
時代を拓く教育文化のまちづくり
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交流のさかんな産業経済のまちづくり
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一般会計予算

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