廃棄パソコンのハードディスク流出について
平成29年2月23日
美濃加茂市教育委員会
1 事 案
平成28年11月に男性から、「ネットオークションで購入したハードディスクに、美濃
加茂市内の中学校の生徒の氏名のデータがある」という連絡を受けました。
当該ハードディスクの型式やIPアドレスなどから、市内中学校のパソコン室で生徒
が授業で利用していたラックマウント型サーバー機の内臓ハードディスクであることを
確認しました。 これは、平成28年8月に契約業者を通して廃棄処分(データ消去と
物理破壊)したものです。
当該ハードディスクは、購入者から回収しました。
2 原 因
パソコンを廃棄処分した業者が、契約に反し、適正に処理(データの消去、物理破壊)
をしていなかったためと考えられます。
3 対 象
当該のハードディスクには、当該中学校の担任と生徒の氏名のデータ(約750人)が残
されていました。(この他には個人情報に係るデータは残されていませんでした。)
4 対 応
・ハードディスクに氏名が記録されていた当該中学校の全生徒に対し、説明会を実施
します。(平成29年2月25日(土))
・流出経路、事実関係及び関係業者の法的責任の調査を行い、その結果に応じて、損害
賠償請求等を行う予定です。
5 改善策
・流出経路の調査結果に応じて、情報機器の廃棄処理に関する手順の見直しを行い
ます。(データ消去のための物理破壊への立ち会い、又は物理破壊の結果について
写真報告書の提出を求める等)