みなさんのご自宅や職場に統計調査員が調査のお願いに来たことはありませんか?国勢調査などの全世帯調査もありますので、ほとんどの方が一度は経験されていると思います。
ここでは、そもそも「統計調査とは」どういうものかについて触れてみたいと思います。
なお、それぞれの調査によりその調査目的、調査結果の活用の方法等は異なりますが、お問い合わせの多い項目を中心に説明します。

調査結果は、国や地方公共団体が行政施策を企画・立案するための重要な資料となる他、テレビや新聞等での引用、大学・教育機関における学術研究、企業の事業計画などで幅広く利用されています。また、地方交付税等の算定基準としても利用されており、様々な分野から期待されています。
社会や経済の情勢をしっかりと把握し、それを政策に反映させるとともに、国民の皆さんに社会の正確な現状をお知らせするために、統計調査は実施されます。

国-都道府県-市町村-指導員-調査員
通常、職場やご自宅に調査に伺うのは、調査員または指導員となります。
※調査票の記入内容の確認等のため、市町村職員が直接お尋ねする場合があります。
★ 調査員・指導員について

「統計法」という法律に基づき、基幹統計調査(総務大臣の指定を受けた統計調査)には、回答義務が定められています。また同法では、基幹統計調査に協力しなかった場合の罰則(50万円以下の罰金)も定められています。
しかし、国民の皆様の利益を資するのが統計調査の本旨でもあるため、皆様に調査の趣旨、重要性をご理解いただき、気持ちの良い統計調査が遂行できれば幸いです。
★➡ 統計法について(総務省-外部リンク)
★➡ 基幹統計調査一覧(総務省-外部リンク)

調査票に記入していただいた事項は当然保護されます。
調査票は統計をとるためだけに使用され、その後は溶解処分されます。統計法でも、統計外利用(税務、警察関係等)の禁止、調査票の内容及び調査により知り得た秘密の保護が定められており、違反した場合には罰則(2年以下の懲役又は100万円以下の罰金)が定められております。
また、調査員に調査票を提出する際、お配りした封筒に入れ、のりやセロハンテープで封をした状態で調査員にお渡しくだされば、開封せずにそのまま市へ提出することとなっております。
☎ 問合せ先 |
美濃加茂市役所 企画課 企画調整係
住所:〒505-8606 美濃加茂市太田町3431-1
電話:0574-25-2111(代表)内線243 ※土日祝を除く |
全国どの市町村に住んでも一定水準の行政サービスが受けられるよう、所得税、法人税、酒税、消費税、たばこ税といった国税の一定割合を財源として、国が一定基準により市に交付するものです。