結核とは、結核菌によって主に肺に炎症が起きる病気です。咳やくしゃみなどの「しぶき」といっしょに結核菌が空気中に飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むことで人から人にうつる空気感染より発症します。
日本全体でみると、60〜70代男性で増加しており、働き盛りの年齢層の受診遅れが課題となります。可茂地域では、10〜40代の若い世代の方に多い特徴があります。職場等の定期健康診断を受け、早期発見予防に努めましょう。
市では、結核検診を65歳以上の方に実施しています。また、抵抗力の弱い赤ちゃんは、結核に感染すると重症になりやすいです。予防にはBCG予防接種が有効です。
健康的な生活が免疫力を高め、結核の予防につながります。免疫力を高めるためにも、運動、十分な睡眠、バランスの良い食事、タバコを吸わない等生活を見直してみてください。