インフルエンザの流行は、通常初冬から春先にみられます。
インフルエンザは空気中に拡散されたウイルスによって感染します。
<インフルエンザの典型的な症状>
・突然の高熱(38~40度)・頭痛・関節痛・筋肉痛など
・のどの痛み・せき・鼻水など
<特徴>
・普通のかぜに比べて全身症状が強い
・気管支炎や肺炎を合併し、重症化することが多い
<予防の基本例>
・流行前に予防接種をうける
・人込みは避ける
・室内では加湿器等を使用して加湿する。
・外出時にはマスクを装着する。
・帰宅時にはうがいや手洗いに心がける。
<予防接種の有効性>
・インフルエンザの予防接種の有効性は世界的にも認められています。
・予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、効果が持続する期間は5ヶ月とされていますので、インフルエンザが流行する前の12月上旬までに接種を受けておくことが必要です。
・また、インフルエンザウイルスは毎年変化しながら流行するため、予防接種は毎年、1回受けておくことが効果的です。
<予防接種を受ける前に>
○一般注意
予防接種についてわからないことは、接種前に医師や看護師、美濃加茂市が実施する高齢者インフルエンザ予防接種を希望される方は、健康課(保健センター)にお問い合わせください。
※予診票は予防接種の可否を決める大切な情報ですので、接種を受ける方が責任をもって記入してください。
○予防接種を受けることが出来ない方
(1)37.5度以上の熱がある方
(2)重い急性疾患にかかっている方
(3)インフルエンザ予防接種に含まれる成分によって、30分以内に強いアレルギー反応を起こしたことが明らかな方
(4)その他、医師が不適当ま状態と判断した場合
○予防接種を受けるに際し、担当医師とよく相談しなくてはならない方
(1)心臓病、じん臓病、肝臓病や血液などの病気で治療を受けている方
(2)以前にインフルエンザの予防接種を受けたとき、2日以内に発熱、発疹(ほっしん)、じんましん等アレルギーを思わせる異常がみられた方
(3)今までに、けいれんを起こしたことがある方
(4)免疫不全と言われたことがある方
(5)鶏卵、鶏肉などのアレルギーがあると言われたことがある方
○予防接種を受けた後の注意
(1)接種当日はいつもどおりの生活をしてもかまいませんが、激しい運動や大量の飲酒は避けましょう。
(2)入浴は差し支えありませんが、注射した部位を強くこすることはやめましょう。
<インフルエンザ予防接種の副反応>
予防接種の後、まれに副反応が起こることがあります。
また、他の病気がたまたま重なって起こることもあります。
予防接種の注射の跡が、赤みを帯びたり、はれたり、痛んだり、また、わずかながら熱が出たり、寒気がしたり、頭痛、全身のだるさ等が見られることもありますが、通常2~3日中に治ります。
接種後、これらの症状が強く現れた場合は、接種した医師にご相談ください。
<お問い合わせ先> 電話 0574-25-4145(直通)
*厚生労働省のホームページに、インフルエンザに関する情報等を掲載した専用のページが開設されています。
内容としては、インフルエンザ ”Q & A”、インフルエンザに関する特定感染症予防指針、インフルエンザ発生状況等(発生動向情報、インフルエンザ様疾患報告情報、流行迅速把握情報)等です。