朗読講座 「声のドラマ」 |
昨年、第3回坪内逍遙大賞を受賞した声優・加藤道子さん。加藤さんを講師に行われた朗読講座には応募者が殺到。大きな反響を呼びました。 朗読人気はさらに高まり、市民による「声のドラマ`97」実行委員会が結成され、今年の朗読講座を主催。さらに11月30日(日)、実行委員会が中心となり「第一回朗読フェスティバル」を開催します。受講生の発表と、加藤道子さんや多数のゲストによる朗読をみなさんお楽しみください。 育ち始めた市民文化の芽をさらに大きく育てようと、市も注目しています。 |
あまりにも人気が高かったため、抽選で受講生を受け入れた |
受講生の朗読を録音・再生して、ていねいに指導する山内雅人先生 |
この秋の収穫は、まるまる実った「朗読劇」。 | ||||||||||||
第一回朗読フェスティバル | ||||||||||||
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チケット発売中 市役所・文化会館・中央公民館・各連絡所へ今すぐ!! (電話予約もOK。28-8551 文化課へ) | ||||||||||||
「声のドラマ`97」 実行委員会代表 佐野綾目さん(伊深町) 「朗読」をこのまちの文化に ただ文章を読むだけでなく、その中に隠された何かを読み取り声で表現する。それが朗読のすばらしさであり、朗読の芸術性です。芸術といっても形としては残りません。そのかわり、朗読する自分自身が芸術となるのです。 時間にも心にもゆとりがない今どきの人。そんな人たちにこそ朗読はおすすめ。本さえあればどこでもだれでも始められるし、発声にはストレス発散効果もあります。 私たちが『声のドラマ』で習ったことを、より多くの人に伝えたいと思います。逍遙先生が大切にした「正しい日本語」「美しい日本語」、それに「美濃加茂らしさ」を加え、朗読がこのまちの文化としてみなさんに広まるのなら、どんなに素敵なことでしょう。このまちが「朗読のまち」として、地方文化の発信地となる日が楽しみです。 | ||||||||||||
VOICE | ||||||||||||
森 優美子さん(加茂野町) 朗読講座を受講して、いろいろな朗読があることを学びました。淡々とした朗読は情報を伝達するときに。感情を込めた朗読は物語を読むときに…。 私が参加している、視覚障害者のために広報などを録音するボランティアの活動と、子供に絵本などを読み聞かせするボランティアの活動に生かしたいですね。 勉強することで、新しい自分が見えてきました。そんな私に、今私自身が期待しています。 | ||||||||||||
野口窈女さん(西町) 朗読講座には、若い父母に多く参加してほしいと思います。講座で勉強した成果を生かし、いろいろな本を家庭で子供に読み聞かせてやれば、テレビやファミコンよりも情操教育や創造性の開発に役立ちます。いじめや少年犯罪も少なくなるのではないでしょうか。 このまちに新しく生まれた朗読の気運、大切にしたいですね。そして、「声のドラマ」や「朗読フェスティバル」がこれからも続くよう、みんなで盛り上げましょう。 |