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所信表明

 私は、このたび、市民のみなさまの暖かいご支援によりまして、再び美濃加茂市長としての重責を担わせていただくことになりました。改めてその職責の重大さを痛感いたしますとともに、身の引き締まる思いを致しております。
 二期目の市政を担うにあたって、市民のみなさまの負託に応えるため、全力で市政運営に取り組んでまいりますので、引き続き、議員の皆様方を始め、市民各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

 平成17年9月に市長に就任して以来、私は、「市民の皆さんにとって住みやすいまち、市外の人からは住んでみたいまち」と言われるような「人にやさしいまちづくり」に向けて、自ら現場に足を運び、様々な方々と話をし、共に考えながら、市政運営に全力で取り組んでまいりました。
 こうした中、私たちを取り巻く社会経済情勢は、少子高齢化の急激な進行、地方分権改革の推進、さらには、昨今の急激な経済・雇用情勢の悪化などにより、大きな変革の時期を迎えております。

 私は、こうした厳しい時代だからこそ、引き続き「ひとにやさしいまちづくり」を基本姿勢として、美濃加茂市が将来にわたってずっと輝き続けることができるよう、市民のみなさんの力を結集して「ひとにやさしいまち・美濃加茂」づくりに向けて全力で取り組んでまいりたいと考えております。

 「ひとにやさしいまちづくり」の「やさしい」には二つの意味があります。一つは「ユウ・優しいまちづくり」ということで、「思いやりがあるまち、親切なまち、恵み深いまち、美しいまちづくり」です。
  もう一つは「エキ・易しいまちづくり」ということで、「だれもが参加しやすいまちづくり、だれにもわかりやすい市政運営」です。

 この二つの「やさしい」という意味を市民のみなさんと共有して、私がマニフェストで掲げました5つの基本政策である「だれもが安心して暮らせるまちをつくります」、「元気で活力に満ちたまちをつくります」、「だれもがいきいきと活躍できるまちをつくります」、「自然と環境を守り美しい風景が残るまちをつくります」、「市民と共に行動し市民にオープンな市役所をつくります」の実現に努めて参る所存であります。

 それでは、基本政策について一部触れさせていただきます。
 まず、1点目はだれもが安心して暮らせるまちをつくることについてであります。
  市民一人一人が「かかりつけ医」を持つことができるよう、医療機関などと連携して、安心して受診できる医療体制の整備に努めます。
 また、「自らの健康は自ら守り、つくる」を合言葉に、健康づくりための情報提供や健康づくり講座の実施などにより、市民のライフステージに応じた健康づくりを進めて参ります。

 また、介護等を必要とする方が住み慣れた地域で安心して介護を受けられるよう支援施設などと連携して、人材の確保や育成など支援体制づくりに努めます。
 次に地域福祉の重要性を鑑み、高齢者、障がい者、子どもたちを地域全体で見守り、相互に助け合う「地域のつながり力、21世紀の向こう三軒両隣」を高める仕組みつくりにも取組んで参ります。
 さらに、地域の自主防災組織の活動や地域ぐるみの防犯活動、交通安全活動を強化促進する体制を整備し、災害に強く、事故や犯罪の少ないまちづくりに努めます。

 2点目は、元気で活力に満ちたまちをつくることについてであります。
 まず1つには、世界に発信できる「美濃加茂ブランド」をつくることです。その構築のために、産学官が連携し、一貫体制で取り組むとともに、「美濃加茂ブランド」を活用して観光誘客戦略や美濃加茂産品販売戦略など美濃加茂市のイメージを国内外に発信し、地域消費を拡大して参ります。
 また、美濃加茂市が持つ多様な地域資源を活かして観光交流を推進し、交流人口を増やすとともに、地産地消の推進や地元農産物の魅力を高め、農業をすることに希望の持てる仕組みづくりも行って参ります。
 
 次に、多種多様な企業誘致を進め、バランスのとれた産業集積を図り、産業の活性化と、働く場所の確保に努めます。
 また、近隣市町村と共に定住自立圏構想を進め、誰もが住みたいと思う自立した魅力的な地域を作って参ります。

 3点目は、だれもがいきいきと活躍できるまちをつくることについてです。
 女性が働き、安心して子どもを産み育てることができるよう3人目の保育園児の無料化、延長保育・病後児保育の拡充などの保育サービスの充実や、中学生までの医療費の無料化の実施など、引き続き、働きながら安心して子育てができる環境づくりを進めます。

 次にフロム0才プランを更に推進し、ふるさと美濃加茂に誇りと愛着を持つ子どもを育んで参ります。
 また、高齢者や障がい者が住み慣れた地域で働き、いきいきと暮らせるまちづくりを進めるとともに、在住外国人の教育、生活、雇用などについて一貫した支援に取り組み、外国籍市民と共に暮らせるまちづくりを進めて参ります。

 4点目は自然と環境を守り、美しい風景が残るまちをつくることについてであります。
 地域が一体となって河川や里山などの美しい自然景観を守り、育んでいくとともに、市民一人一人が美しい自然と環境を大切にする意識を高め、豊かな自然を次世代に引き継ぐことに努力して参ります。

 次に市民、企業、行政が連携して徹底したごみの減量化を進めるとともに、「リフューズ・必要でないものは断る」、「リデュース・発生させない」、「リユース・再利用する」、「リサイクル・再び資源化する」の4R行動などにより、環境にやさしい快適な暮らしができるまちづくりを進めて参ります。

 5点目には、市民と共に行動し市民にオープンな市役所をつくることについてです。
 市民の立場に立った、市民目線での市政運営を行うためには、市民参画・市民協働が必要であり、徹底した情報公開により市民との情報共有をはかり、市民満足度の高い市役所づくりを行います。
 また、創意工夫により、市民にとって便利でスピード感のある行政サービスを提供して参ります。
 また、事務事業の見直しとともに徹底した行財政改革を行い、将来に負担を残さない健全で安定した市政運営を進めて参ります。

 以上、5つの基本政策に沿って述べさせていただきましたが、この先10年間を実施年度とする第5次総合計画も現在策定中であります。
 私は、市民のみなさんと議論をし、共に考えながら、美濃加茂市が将来にわたってずっと輝き続けることができるようまちづくりに全力で取り組んでまいる所存ですので、引き続き、市民の皆様のご理解とご協力を賜りますことをお願い申し上げご挨拶と致します。

平成21年9月


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