ブックタイトル広報みのかも03月号
- ページ
- 2/36
このページは 広報みのかも03月号 の電子ブックに掲載されている2ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
概要
広報みのかも03月号
イラスト：渡辺崇（日本画家／文化の森学習係）問●文化の森? 28-111023ニホンイシガメ（イシガメ科）こうらぜに古来より日本人にとても親しまれ、子ガメは甲羅が丸いため「銭がめ亀」と呼ばれ、子どもたちに愛されてきました。秋から春にかけて水中で交尾をし、夏に地面に穴を掘って産卵します。本種には、普段の生活の場である「水辺」と産卵に適した畑や土手などの「陸地」の両方が備わった水辺エコトーンと呼ばれる環境が必要ですが、近年どんどんそういった環境が失われています。また、ミシシッピアカミミガメとの競合、クサガメとの交配による遺伝子汚染、アライグマによる捕食に加えて、ペット用の乱獲など、ますます数を減らしています。たかぎまさき（美濃加茂自然史研究会高木雅紀）2019.32