ブックタイトル広報みのかも03月号

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広報みのかも03月号

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広報みのかも03月号

か加も茂の野町まちづくり協議会分科会ごとの参加人数がとても多い加茂野町。市内まち協初の法人化で注目されています。「まち思い」の人たちが新たな仕掛けを構築中です。加茂野交流センターがリニューアルオープンし、新たな市民の交流拠点が生まれた加茂野地区では、今年の2月1日に加茂野町まちづくり協議会が法人化し、市内で初めて一般社団法人となりました。定款の作成をはじめ、さまざまな準備が実を結んだ瞬間でした。法人化したことで、登記事務や会計報告書類の作成などの業務は増えますが、皆さんからの信頼が高くなり委託業務も受けやすくなります。現在は、加茂野交流センターの管理(写真)を市から委託され、地域活動に密着した運営を行っています。最大2万冊の本が収納できる施設で、まち協が提案した「あまちの森文庫」には皆さんから多くの本を寄贈いただきました。ほかにも、環境やスポーツ、子育てや芸能文化など5つの分科会に分かれ、地域の特色を活かした活動を行っています。うめむらさとし梅村会長法人化に伴いメンバーのやる気も高まっています。今後は、財政的にも自立した組織となれるように活動を充実させていきたいです。また、あまちの森文庫では、引き続き寄贈本を受け付けています。やまの山之うえ上まちづくり協議会「ローゼル」によって、活動しながら「財源確保」という意識が芽生えた皆さん。資源を活用し企業とのコラボレーションなど活動が広がります。果樹園や畑が広がる山之上地区では、「ローゼル」の栽培に取り組んでいます。ローゼルとは、かつてクレオパトラも愛したと言われる美容と健康にいい植物。そのローゼルを耕作放棄地に植え、自分たちで収穫し、ローゼルティやローゼルカレーなどの加工品にしてイベントなどで販売していまたかい髙井せいご誠吾会長山之上はその名の通り山が多い地域ですが、豊かな自然の恵みが宝。耕作放棄地に植えるローゼルは鳥獣・害虫被害もないのでとても育てやすく、特産品化に向けて夢が広がる食材ですね。す。原価程度で販売しているので大きな収入にはなりませんが、ローゼルが山之上の新しい特産品になることを夢見て、みんなで楽しく作業をしています。ローゼルのほかにも、そばを種まきから収穫まで行い、そば打ちの講座を開催したり、市が進める里山千年構想で農林課と協力して里山整備を行い、竹の伐採やまき割り(写真)、まき販売など、山の暮らしに根付いた活動も行っています。近年はまきの需要も増えてきており、まき販売はまちづくり協議会の新たな収入源となっています。2018.3 6