ブックタイトル広報みのかも10月号

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広報みのかも10月号

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広報みのかも10月号

302017.10Minokamo Hot Communication実りの秋がやってきました。稲刈りが終わった田んぼが広がり、これからおいしい新米が食卓にあがる時期ですね。しかし、残念ながら市内には耕作をしなくなった農地が見られます。理由はさまざまですが、「せっかく作ってもイノシシにやられてしまうから、もう耕作をやめた」という声を聞くことがあります。そのため、現在「里山千年構想」を掲げた計画的な里山整備の実施を行いながら、地域の皆さんによるネット柵や電気柵の設置に合わせて猟友会にイノシシなどの捕獲をお願いしています。毎年300頭前後のイノシシが捕獲され、少しずつではありますが農作物の被害額が減少しています。こうした中、加茂農林高等学校の皆さんが、「耕作放棄地の有効活用」と「野生生物の捕獲後の有効活用」をテーマに地域課題の解決を研究。耕作放棄地の有効活用として「チアシード」の栽培の可能性を研究してくれています。このチアシードとはイノシシが嫌いなシソ科の植物だそうで、栽培が可能になれば、被害の少ない農作物として期待がもてます。もう一つの研究は「ジビエ」です。生徒たちは研究の中でイノシシ肉とチアシードで「いのちあ・バーガー」を考案。「第6回ご当地!絶品うまいもん甲子園」東海北陸大会で準優勝に輝く一品となりました。地元の若者が地域課題に前向きに取り組んだジビエ活用が広がることで、イノシシの捕獲量も増加し、少しずつ農作物の被害が減ることを願っています。みのかも里山日記帳里山千年構想農林課??内線331「いのちあ・バーガー」を製作した加茂農林高等学校の生徒たち広域消費生活相談室だより問広域消費生活相談室??188(消費者ホットライン)架空請求のはがきが届いたら皆さんは、訳の分からない代金請求やコンテンツの未納料金など、「本日中に連絡をしないと法的手続きに入る」と通知するはがきを受け取ったことはありませんか。これらは典型的な架空請求です。はがきは、実在しない公的機関名で届きます。「裁判所に申し立てする」「強制執行手続きに入る」「給与を差し押さえる」など、難しい言葉を並べて皆さんの不安をあおり、記載してある連絡先に電話をかけさせ、最終的にお金を取ろうとします。身に覚えがない、訳の分からない内容の代金請求を受けた場合は、ひとりで判断せず、まずは、家族や知り合いに相談をしましょう。それでも不安な場合は、消費生活相談室へお早めにご連絡ください。