ブックタイトル広報みのかも1月号

概要

広報みのかも1月号

「美濃加茂市交通安全推進計画」ができました美濃加茂市は「第５次総合計画」の基本目標の１つに「安心して暮らせるまちをつくります」と掲げています。この実現を目指し、市民と事業者、市の三者が協働して美濃加茂市交通安全対策推進委員会を立ち上げ、「美濃加茂市交通安全推進計画」を策定。ここでは、交通安全を推進していくため、この計画にある４つの重点プロジェクトについて紹介します。PROJECT事故対策プロジェクト1こんなことに取り組みます交通事故が多い場所や死亡・重傷事故が発生した場所について、事故原因を調査したり対策を検討したりして道路管理者などの関係機関に要望などで働きかけ、再発防止を図ります。・関係機関と交通事故現場の現地視察を行います・原因調査分析をし、事故原因の対策を図りますPROJECT道路環境整備プロジェクト2こんなことに取り組みます事故対策プロジェクトで報告のあった分析結果により、市でできることについて協議し、道路環境整備を図ります。PROJECT交通安全教育プロジェクト3こんなことに取り組みます・交通安全施設の危険個所、劣化、不足などの施設点検整備を実施します・外国語表示による注意看板を設置します地域と学校、PTA、健寿会、警察、市などが協力して、交通事故、特に子どもと高齢者が関わる事故の抑止に努めます。・交通安全教室、出前講座、高齢者大学校、法令講習会などを行います・高齢者の運転免許証の自主返納を促しますPROJECT情報共有・ヒヤリハットプロジェクト4こんなことに取り組みます交通安全に関する情報を共有し、啓発活動を通して各種活動の連携強化を図ります。・交通安全情報の一斉メールやホームページ、広報誌による情報提供を行います・警察・ボランティア・地域の連携強化やヒヤリハット地図作成を行います・交通安全行事を通してメール会員の増加を図ります！解説：若わかばやし林ひろし拓史さん（名城大学都市情報学部教授）交通安全は、「道路交通」「自動車車両」「人間」の三位一体の形で形成されるのが望ましいとされています。しかし、従来の対策は、一般的に交差点改良などの道路改良と信号制御などの交通管理からの対策が多いのが現状です。今回の「美濃加茂市交通安全推進計画」は、市民運動の形である点に大きな特色があります。これら4つのプロジェクトが効果を発揮することで、美濃加茂市を日本一安全な都市へと導いていきましょう。7 2017.1