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概要

広報みのかも12月号

5 2016.12ロンドンの「アイデアストア(※1)」やアメリカの「サードプレイス(※2)」の概念をさらに発展させた「アメニティストア」(アメニティ=市民活動、音楽、芸術、図書、創作、飲食、託児など)を基本コンセプトとした、全く新しい公共施設を目指します。この場所は、色々な情報を発信することによって、人と人が交流し、さまざまなことに巡り合うことができる、誰にとっても居心地の良い場所となり、共用部には本を置くなど、施設の複合化も図ります。そして、施設の計画や運営への市民参画を目指し、この新しい公共の場所が、地域全体の活性化に貢献できることでしょう。また、将来的には地域の文化活動・市民活動などの拠点として発展し、持続可能な地域社会の中核施設となるよう考えています。加茂野交流センターは、周辺の公共施設との連携を図り、地区全体の活性化を目指しています。特に隣接する天乳池や加茂野小学校とは、一体的な景観をつくり、学校行事の開催など連携を深めます。また、施設整備にあわせて、小学校運動場側にスポーツ観戦ベンチを作るなど、周辺一帯を市民の憩いの場にしたいと考えています。(※1)ロンドンの公共施設で、図書館と生涯学習が融合していたり、飲食もできたり、新しいアイデアがたくさんの施設。(※2)アメリカの社会学者が提唱した、家、職場に続く第三の場所を意味する。人が家庭や職場の役割から解放され、一個人としてくつろげる場所で、情報・意見交換の場や、地域の交流拠点として機能する。地域に根差し長く愛されている、居酒屋、カフェ、図書館などが代表。新しい公共施設の在り方周辺施設との連携を加茂野交流センター1階中央部。開放感のある吹き抜けからは自然光がエントランスを照らします