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概要

広報みのかも11月号

2016.11美濃加茂市では、平成24年1月から坂祝町・富加町・川辺町と連携して広域による消費生活相談室を開設しています。ここでは、訪問販売や電話勧誘販売、架空請求などの消費生活に関する相談を、消費生活相談員が受け付け、解決に向けてお手伝いをしています。少子高齢化、インターネットの普及など、消費者を取り巻く社会は日々変化しています。消費者問題もますます複雑化・多様化しており、平成26年度に277件だった相談件数は、27年度には303件と大幅に増加しています。悪質な内容の相談も増加中5不当・架空請求(通信販売)57件(19%)店舗購入54件(18%)訪問販売42件(14%)マルチ・マルチまがい2件(1%)訪問購入2件(1%)不明・無関係65件(21%)電話勧誘販売40件(13%)不当・架空請求以外の通信販売41件(13%)▲H27年度に消費生活相談室に寄せられた相談(303件)の内訳訪問販売実家にいる高齢の両親が屋根の修理業者の訪問を受けた。屋根の無料点検をしてもらったところ、今すぐに修理が必要と言われ、高額な修理の契約をしてしまった。◎対応のポイント訪問販売や電話勧誘販売には不意打ち性があり、考える余裕がありません。その場では返事をせずに、まずはゆっくり契約内容を確認しましょう。日中家にいることが多い高齢者を家族や周りの人が見守ることが大切です。困ったときは消費者ホットラインへ?188いやや昨年7月に「消費者ホットライン」が開設されました。全国どこからでも、局番なしの188番(いやや)で最寄りの消費生活相談窓口をご案内します。また、当相談室が休みの場合でも、県民生活相談センターや国民生活センターにつながりますので、年末年始を除き、原則毎日ご利用いただけます。相談は電話のほか、来室による受け付けもしています。相談内容をできるだけ時系列にまとめて、契約書や関係書類を持ってお越しください。最近、高齢者が消費者トラブルに巻き込まれるケースが増えてきています。こうしたトラブルを未然に防ぐために、誰でもできる見守り活動として、「普段より表情が暗く考え込んでいないか」「見慣れない商品が家の中にないか」「突然の電話におびえたり、あわてたりしていないか」を確認しましょう。高齢者の様子の変化に少しでも気づいたら、積極的に声掛けをし、何があったのか事実を確認しましょう。もしも、消費者トラブルにあっていたら、できるだけ早く、消費者ホットライン188(いやや)へお電話ください。長尾陽一郎美濃加茂市産業振興課(消費生活相談担当)Nagao Yoichiro