ブックタイトル広報みのかも10月号
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広報みのかも10月号
2016.10男女共同参画の先進国で女性のほとんどがフルタイムで働くフィンランド。最近ではひとり親、再婚、事実婚などが増え、家族の形が多様化しています。また、高齢化のスピードが比較的速い国でもあります。しかし、出生率が低迷する日本とは対照的に、フィンランドの合計特殊出生率は約1・8%の水準を保っています。理由はさまざまですが、国全体が子どもの誕生を歓迎し、切れ目のない、包み込むような子育て支援を行っている結果でもあります。子育て先進国フィンランドのネウボラは、妊娠期から就学前までの子どもの成長・発達の支援はもちろん、両親や兄弟など家族全体の心身の健康サポートも目的としています。フィンランドでは、基本的に妊娠期から子どもが小学校にあがるまで、同じ担当者が継続的にサポートをするので、お互いに信頼関係が築きやすく、問題の早期発見、予防、早期支援につながっています。また、担当者は健診時に、子どもの体に傷などが無いかの確認も行うため、児童の虐待や夫婦間DVの予防的支援の役割も担います。さらに、ネウボラは医療機関の窓口の役割もあり、出産のための入院病院の紹介をはじめ、医療機関やさまざまな分野の専門家の紹介もしてくれるほか、最近では親の精神的支援、父親の育児推進がネウボラの重要な役割となってきています。特集02皆さんは、「ネウボラ」という言葉をご存じでしょうか。子育て先進国といわれるフィンランドで行われている取り組みで、フィンランド語で「アドバイスの場」という意味です。実は今、美濃加茂市でもこの「ネウボラ」を進めているのを知っていますか。【参考文献】フィンランド大使館ホームページフィンランドの子育て支援(2016・9・1)※合計特殊出生率…1人の女性が生涯に出産すると見込まれる子どもの数※子育て先進国のネウボラ10●健康課母子保健係?内線389問