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概要

広報みのかも8月号

7 2016.8「糖尿病」は、早期発見が難しい重大な病気。毎年健診を受診していれば、万が一発症した時でも、生活習慣の改善や栄養指導などで、症状の悪化を防ぐことができます。これからもずっと、健康で長生きするために。これからもずっと、おいしい料理やお酒を味わうために。これからもずっと、大好きな趣味を楽しむために。これからもずっと、大切な人たちの笑顔に囲まれたこのまちで自分らしく暮らしていくために。生活習慣、一度見直してみませんか。健康づくりは、できることから少しずつ。誰もが健康で元気な人生をおくることができるよう、健康課は皆さんの生活をサポートしていきます。これからもずっと豊かな人生を楽しむために保健師さんの訪問をきっかけに、今まで以上に健康に対して意識するようになりました。年齢を重ねるにつれて動く機会も減ってきていたので、この訪問は自分にとってもタイミングが良かったです。また、保健師さんから、健康についていろいろなアドバイスをいただく中で、市の健康教室にも参加するようになりました。じっとしていられない性格もあり、今でも週に3日ほどお仕事をさせていただいているほか、お休みの日はウオーキングを日課として、健康づくりを実践しています。友だちとの時間や大好きな趣味を長く続けていくためにも、自分でできる健康対策は、これからも続けていきたいですね。ずっと好きなことを続けていくために草くさ地ち輝てる子こさん(蜂屋町)interview特集これからもずっと。働き盛りといわれる40代、50代の発症が多い糖尿病ですが、この年代の皆さんが医療機関を受診する割合は特に低いです。そのため、症状が出てから病院にみえるケースが多く、さまざまな合併症をすでに有している人も少なくありません。糖尿病は発症すると、神経や目、腎臓などに深刻なダメージを与えるほか、最近では「糖尿病が、がんをつくる」と言われるほど、がんの原因の1つとしても考えられるようになりました。それくらい、恐ろしいのがこの「糖尿病」なのです。少し難しい言葉で、「レガシーエフェクト(遺産効果)」という言葉があります。糖尿病と診断されたら、早い段階でしっかりと治療すれば、その効果が長年にわたって継続し、合併症を起こしにくくするという趣旨のものです。糖尿病は、早期発見・治療をすれば、ある程度コントロールすることができ、生活の質も維持していける病気です。現代に生きる私たちの「体の使い方」によって、この病気になる確率は大きく左右されます。皆さんの生活習慣、一度ここで立ち止まり見直してみましょう。体の「使い方」。もっと考えてみませんか木沢記念病院髙たか見み和かず久ひさinterview糖尿病センター長