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概要

広報みのかも8月号

62016.8市では、皆さんの健康づくりをサポートするための柱として、平成27年に5つのプロジェクトを5カ年計画でスタートしました。その中のひとつに「とびだせ保健師プロジェクト」があります。これは、皆さんに保健センターに来ていただくのではなく、保健師をはじめとした栄養士や歯科衛生士も文字通り、保健センターをとびだし、皆さんの所へ行って健康づくりのお手伝いをするものです。昨年度は「訪問指導」として、特定健康診査で血糖値が高かった人のお宅へ訪問し、生活習慣を振り返るためのチェックシートを基に食生活や運動についてのお話をしました。長年の生活習慣を改善することは、なかなかできることではありませんが、訪問6カ月後に再度チェックシートを送り、返信いただいた人の中には、「できることから一つずつ」といったように、生活習慣の改善にチャレンジした人もいました。また、この訪問をきっかけに「上手に血糖コントロール教室」や「誰でもできる健康づくり教室」など、市が行う健康教室や健康相談を紹介しました。中には、お届けした健康教室の案内を「招待状が来た」とプラスに受け止めて参加した人もいました。この教室に参加した人は、糖尿病への理解を深め、食生活改善の第一歩として調理実習に参加したり、運動と無縁だった生活から運動することの心地よさを体感したりして、実生活に取り入れることができたといった声もありました。このように、保健師が皆さんのところへ訪問することで、それぞれの生活習慣についてのお話の中から、それぞれの生活の場に合った健康づくりのきっかけを提案しています。多くの人が集まる場所に保健師や栄養士などの専門職員が出向いて健康講話などを行う「どこでも出前します講座」。午前10時から午後9時までであれば、市内のどこへでも出掛けて行き、皆さんに健康に対しての意識や知識を高めてもらう事業です。講座のテーマは、数ある講座メニューの中から選ぶことができます。昨年度は、まちづくり協議会やいきいきふれあいサロン、気の合う仲間同士で作るグループなどから声が掛かり、健康度測定や健康講話を実施しました。健康度測定では、自分の体のことを改めて知る機会になったという声があったほか、健康講話では、「がん検診」について、検診の大切さを再認識するきっかけになったという声もありました。生活習慣病を事前に改善とびだせ保健師プロジェクト多くの人が健康で元気にどこでも出前します講座健康福祉部健康課槇まき野の知とも子こ保健師私たちが皆さんのところへうかがいます今年度は、気軽に健康のことを学ぶ機会としてミニ講話も新たに企画しています。