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5 MINOKAMO 2015.12.1子育てができるようにするため、市役所のこども課を始め、健康課、生涯学習課など、関係する各課が子育て支援に関わるさまざまな事業を行っています。また、これらの事業には地域の皆さんからの協力も多くいただき、地域で子育て中の家庭を支える力となっています。これからも、多くの地域住民との関わりの中で、子育てを行える環境作りを目指していきたいと考えています。子どもが心豊かで健やかに育ち、子育てに対する喜びを感じながら、誰もが安心して子どもを産み育てるため「安心して子育てしやすいまちみのかも」を目指し、今後はさまざまな取り組みを行っていきます。乳幼児期は、生涯にわたる人間形成の基盤となる時期で、こどもの心身の健やかな成長に極めて重要であり、全ての保護者がこの時期の子育ての重要性を認識し子育てをしてほしいと考えています。この時期にしっかりと親子の絆(愛着関係)を築いておくことが、その後の子育てや、子どもの成長にとても重要となってきます。美濃加茂市の共働き世帯の状況は、18歳未満の子どものいる世帯数は、増加傾向で、平成22年では4、776世帯となっており、共働き世帯の占める割合は、全世帯数の約6割で推移しています。また、核家族世帯が占める割合も5割を超えており、増加傾向で推移しています。それとは逆に、おじいちゃんやおばあちゃんなどと暮らす3世代同居の世帯は減少し続けています。こうしたことから、市内で子育てをする人の多くは子育てについて頼ったり悩みを相談したりする相手が近くにいない状況にあります。市では、家庭や地域での子育て機能の低下や子育て中の保護者の孤独感や不安感の解消に向けて、これまで整備を進めてきました。地域の身近なところでの「子育て相談」や仲間づくりができる場所(サンサンルーム、ほたるの広場、児童館など)作りがそういった例の一つです。しかし昨年度、小学生以下の子どもの保護者を対象に実施した「子育て支援に関するアンケート調査」では、まだまだ子育ての不安感、孤立感を持つ保護者の姿がうかがえました。この他にも、「赤ちゃんのあやし方が分からない」「子どもがいうことを聞いてくれない」「夜泣きをして眠れない」「一人の時にお風呂に入れられない」など、子育てに悩みを持つ保護者が見受けられました。保護者の皆さんが妊娠期から安心して、また、喜びを感じながら乳幼児期の重要性保護者の不安子育てを支える3世代同居の減少5 MINOKAMO 2015.12.1