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特集01次世代へつなぐ平和への思い平和のために私たちでもできること昭和20年8月9日、長崎は一発の原子爆弾により破壊され、一瞬にして街は廃墟と化し、約15万人が死傷しました。被爆から70年間、被爆者をはじめとする長崎市民は、核兵器による惨禍が二度と起こらないよう、被爆の実相を伝え、核兵器廃絶を訴え続けてきました。70年を経て被爆者の高齢化が進む今、私たちに必要なことは、戦争の記憶を語り継いでいくことです。長崎では、若い世代が既に新しい活動を始めています。「ビリョクだけどムリョクじゃない」を合言葉に、高校生たちが国連に届けた核兵器廃絶を求める署名の数は、すでに100万人を超えています。過去の話だと切り捨てずに、平和のために私にできることはなんだろうと考えてみてください。原爆展に足を運び過去を知る、平和講演会に参加し平和の思いを共有するといった活動も、集まれば大きな力となります。私たちは、一人一人の力こそが、戦争と核兵器のない世界を実現する最大の力だと信じています。私たちと一緒に、平和をつくっていきましょう。9 MINOKAMO 2015.11.1