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「みのかも日本昭和村ハーフマラソン大会(以下「大会」)が開催される以前、美濃加茂市ではスポーツを通じて市内外の人たちが広く交流する機会はあまりありませんでした。また、観光資源に頼らず美濃加茂市に多くの人を招く機会というのも決して多くはありませんでした。平成18年ごろ、市民の有志を中心に「マラソン大会を開催し、参加者へのおもてなしをすることで美濃加茂市を知ってもらおう」という機運が高まりました。マラソンは、年齢や性別を問わず、体力づくりや目的など自分のペースに合わせて取り組むことができるスポーツです。また、まちの景観をマラソンコースに組み込むことで、参加者に対してまちをPRできる効果も期待できました。この有志の熱い思いに多くの団体や個人が賛同し、美濃加茂商工会議所が母体となって市民を中心とした運営委員会を結成。開会式や表彰式を行うメイン会場を日本昭和村に決定しました。コースは山之上町や伊深町などの里山の風景を巡る約21キロのハーフマラソンコースをはじめ10キロや昭和村内を走る5キロ、3キロ、2キロのコースを設定し、大会の開催へとつながっていきました。市民の思いから生まれた大会23546毎年、この大会には、加茂地区交通安全協会や市消防団、スポーツ団体やその関係者をはじめ、数多くの団体・個人がボランティアとして参加しています。立場の違う人が「大会の成功」という一つの目標に向かい行動することで、まちに一体感が生まれることを期待しています。また、新しい交流が始まり、人と人とのつながりを通じてボランティアとして参加した人も成長できる大会を目指しています。今回、10回目を迎えるこの大会ですが、改善点はたくさんあります。しかし、逆に言えば「まだまだ成長できる」ともいえます。そのためにも、もっと多くの人に参加をしてもらい「おもてなし」の心でランナーを迎えたいと考えています。「おもてなし」と一言で言うと何をすればいいのか、と考えてしまうかもしれませんが、例えば「笑顔で楽しくランナーを応援する」だけでランナーに元気を与え、大会を盛り上げることができます。ぜひ、大会に参加して喜びや楽しさを共有しましょう。それが、より良い大会へ成長することにつながります。支える人たちが成長できる大会へ1.「第1回大会」スタートの様子2.参加者の受け付けをするボランティア3.中ちゅうわ和医療専門学校学生のボランティアによるによるランナーへのマッサージ4.ランナーに声援を送る地域住民の皆さん5.「かも丸汁」の無料サービス6.ランナーを激励する「ハイタッチ」15 MINOKAMO 2015.9.1