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彫刻のある風景(森山)JR古井駅近くの踏切から森山団地に向かう坂を上がっていくと、森山公園が見えてきます。市内を見渡せる高台の道、その脇の木立ちの中に菅すがわら原光みつのり則さんが制作した「ゆるやかな重なり」という石の彫刻があります。柔らかい曲面を持つ穏やかな面持ちの彫刻は、遊ぶ子どもや散歩する人々を見守るように静かに佇たたずんでいます。この作品は1993年の「美濃加茂彫刻シンポジウム」で設置されました。これは「清流と彫刻のまち」をテーマとしたまち並づくりを目指して、美濃加茂青年会議所、美濃加茂市、作家や市民が一緒に興したものです。審査を通過した作品を制作するため、国内外から大勢の作家が美濃加茂市にやって来ました。1988年からの10年間に作られた35点の彫刻は、市内各地に今も設置されています。現代彫刻は時に街角の景観を都会的に彩り、あるいは公園の風景に調和や落ち着きを与えます。彫刻のある風景は、地域と美術を愛する人々によって作られた美濃加茂の新風景といえるでしょう。問みのかも文化の森/美濃加茂市民ミュージアム?28-1110美濃加茂新24景032MINOKAMO 2015.7.1